Soundmapにメトロノーム機能がつきました

2019.02.13

Soundmap_サムネ_メトロノーム①-01

みなさまお久しぶりです。

3ヶ月前に最終回を迎えたradius社員によるiPhoneのアプリ「Soundmap」コラム企画。この度、アプリのアップデートに際し、めでたく復活致しました!

今回のアップデートでは、音楽をやるユーザーが「こんな機能が欲しかった!」と言いたくなるような音楽的な便利機能が新たに3つ追加されました。

まずはそのうちのひとつ「メトロノーム機能」について2回に分けてご紹介してゆきたいと思います!

第1回となる今回はメトロノーム機能が追加された理由と、実際にメトロノーム機能を使ってみて感じたことついてご紹介したいと思います。

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2.どうしてメトロノーム機能がついたの?

メトロノームが追加されたってそんなにすごいことなの?メトロノームがあるのとないので、そんなに変わるの?と感じたみなさまはおそらくまだSoundmapのヘビーユーザーではないのだと予想します。

そんなみなさまにまず理解して頂きたいのが、Soundmapの最大の特長のひとつが「録音した音源同士の『多重化』が『簡単に』できること」であるという事です。

ふと思いついたフレーズをその場ですぐに録音して「ノード」として保存し、それらを自由に組み合わせて同時再生をする一連の作業が「簡単に」できてしまうのがSoundmapのすごいところです。

▼こんなに簡単に!

ノード同士を重ねるだけで、ふたつのノードが縦に並びましたね。

この一瞬の動作だけでこれらは「多重化」されました。

確かにこれは便利です!こんなシンプルな操作だけで別々に録音した音同士を重ねて、マップ上でわかりやすく管理できるなんて。

早速多重化した音源を再生してみましょう!楽しみですね!

おわかりいただけましたでしょうか?これが今までのSoundmapでした。

ふたつの音源で演奏のテンポが異なっており、さらにそれぞれの音源も一定のテンポで演奏できていない為、綺麗に多重化されていません。

これでは、これらのフレーズを同時演奏したときのイメージが湧きにくいですね。

実物のメトロノームを準備して鳴らしながら録音したり、音の鳴っていない空白のノードを録音して切って繋げて調整してゆくなどの解決方法はありまが、そんな面倒くさい事をしたくはない…というのが正直なところです。

そんなユーザーの苦悩に応えるべく、今回のアップデートでメトロノーム機能が追加されました。

つまり、アイデアを思いつくままに録音し、それらをつなげたり、重ねたりしながら自由に組み合わせて様々なパターンを試し楽曲のイメージをどんどん広げてゆく、というこのアプリの醍醐味である作業をなるべく簡単に行い、音楽に集中しもっともっと楽しむことができるアプリとなるよう、Soundmapはアップデートされたのです。

2.早速メトロノーム機能を使ってみた

1でご説明したように、Soundmapでは今回のアップデート以降、録音時に設定したメトロノームのテンポさえ同じであれば、いつどこで録音したノード同士であっても音がずれることなく多重化することが可能になりました。

音がずれずに多重化とは?という方もいらっしゃると思うので、

実際にメトロノーム機能を使用して先ほどと同じフレーズを録音し、多重化してみましょう。

テンポは108、拍子は8分の6拍子、音色はクリックに設定して、録音してみましょう。

すごい!ふたつの音源のテンポがピッタリと合っており、自然に重なって聴こえますね!ノード同士を重ねる操作だけで綺麗に多重化ができるので、新しく浮かんだアイデアもどんどん多重化してみたくなります。

こちらのコラム記事でご紹介したように、Soundmapはバンドメンバーなどと意見を出し合って楽曲制作をする際にも非常に便利なアプリですが、別の人が作ったノード同士を重ねる際にもテンポが合っていれば細かな調整を繰り返さずともすぐに多重化を試せるので、意見交換をしながらの楽曲制作が気軽にできそうです。

もちろん多重化だけでなく、ノードを横につなげて連続再生をする際にも、メトロノームを使って録音したノード同士は一定のテンポで連続再生されるため、今まで以上に楽曲のイメージがしやすくなりそうです。

また、先ほどの動画では録音時に使用したメトロノーム音が再生されていますが、「録音時にはメトロノームを使いたいけれども再生するときにはメトロノームの音なしで演奏だけを聴きたい!」という方は、録音時にイヤホンを使用してメトロノーム音を聴きながら録音することで、再生時に録音中に使用したメトロノーム音をオフにし、演奏だけを聴くことができます。

メトロノーム②

もちろん再生時にメトロノーム音をオフにしても、録音時のメトロノームテンポは記録され波形編集画面に表示されるので、後日新しいフレーズが思いつき多重化したくなったときには同じテンポでの録音が可能です。

このように、メトロノーム機能ひとつでこんなにもアプリの使い勝手が良くなり世界が広がるのです。

おわりに

さて、いかがでしたでしょうか?

たかがメトロノームされどメトロノーム。

メトロノームがあるのとないのでは、もはや違うアプリと言っても過言ではないのでないでしょうか?

録音や作曲、音楽制作に興味がある方はこの大幅なアップデートを機にSoundmapをインストールしてみてはいかがでしょうか?

次回のコラムは実際にSoundmapでメトロノーム機能を使ってみたい!というみなさまに向けて、メトロノーム機能の基本的な使い方に加え、とても便利な「カウントイン」機能とは何なのか?についてご紹介致します!

お楽しみに

第1回コラム「はじめてのSoundmap」はこちら

第2回コラム「浮かんだ音楽のアイデアはすべて保存!見やすくわかりやすくマップで管理!」はこちら

第3回コラム「サウンドメモが自然につながる」はこちら

第4回コラム「バンドで使える!Soundmap」はこちら

第5回コラム「サウンドメモの長さも音量も、あとから自由に変えられる!」はこちら

第6回コラム「便利機能でもっと楽しくわかりやすく」はこちら

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