更新:2023.08.11
スマホが普及したことでより一層身近な存在となったBluetoothですが、
「5.3、5.2、5.1、5.0、4.2、4.1…」といろいろなバージョンがあることで混乱してしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、イヤホンを選ぶ際にチェックしておくべき、Bluetoothのバージョンの違いについて詳しく解説していきます!
・Bluetoothのバージョンって?
・数字の違いはある?
・Bluetooth4.0とBluetooth5.0は何が違うの?
・音質は変わるの?互換性はある?
とお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
まずはじめに、Bluetoothの「バージョン」とは何を示すのかについて解説します。
「バージョン(ver.)」というのはBluetoothの規格のひとつで、「Bluetooth4.0」や「Bluetooth5.3」というように表記される数字の部分を指し、数字が増えるほど新しい機能が追加されたバージョンです。
Bluetoothの誕生は1999年で、最初のバージョンは「Bluetooth1.0」でした。
その後、何度かバージョンアップを繰り返し、2016年にはメジャー・バージョンアップとなる「Bluetooth5.0」が登場。
そして現在の最新バージョンが「Bluetooth5.4」となっています。(2023年7月時点)
5.0以降のアップデート内容は以下の通りです。
なお、原則としてはバージョンが上になればなるほど通信速度や通信範囲などの性能は高くなります。
ただし、ペアリングする機器同士のバージョンが違う場合は数字が低い方の性能が適用されるため、注意が必要です。
異なるバージョン間のBluetoothを接続するときに気になる「互換性」についても解説していきましょう。
Bluetoothは原則として互換性があり、4.0以降のバージョンであれば、違うバージョン同士での接続が可能です。
Bluetooth4.0 からは大幅に消費電力を抑える機能「Bluetooth Low Energy(LE)」が採用されたため、3.0以前のバージョンとの互換性がありません。
しかし、Bluetooth4.0以降の機器であっても「Bluetooth SMART READY」のマークが付いているものであれば、旧来のBluetooth通信にも対応しているため、4.0と3.0とで通信が可能です。
とはいえ、現在生産されているBluetooth機器のほとんどはver4.0以降に対応しているため、新しくBluetooth機器を購入する際には”ver4.0以降”、”できるだけ新しいバージョン”といった点を抑えておけば安心です。
iPhoneやAndroidなどのスマートフォン機器は、本体から確認ができません。本体の説明書や公式サイトに掲載されていることが多いです。
イヤホンやマウスなども、パッケージや説明書、公式サイトに掲載されていることがほとんどです。
商品:完全ワイヤレスイヤホン HP-T250BT tiny Series
ラディウス公式サイトではこのようにイヤホンの商品ページ下部にある「仕様」の部分に掲載しています。
イヤホンを選ぶ際に音質を気にする方は多いと思いますが、Bluetoothのバージョンによって音質は変わるのでしょうか。
Bluetoothはバージョンが上がるほど、通信距離や省電力の拡大といった性能がアップしますが、音質自体はバージョンが変わっても変わりはありません。
そのため、音質にこだわってイヤホンを選びたいときには、Bluetoothのバージョンよりも、イヤホン本体の性能や使うシーンで選ぶことをおすすめします。
今回の記事に登場した完全ワイヤレスイヤホン HP-T250BT tiny Series(Bluetooth5.1)は最小クラスのノイズキャンセリング対応完全ワイヤレスイヤホン。
持ち運ぶ際に幅を取らず、ノイズキャンセリングで電車、バスの中でも快適に音楽を聞いたり動画視聴を楽しめるので、通勤・通学での利用シーンにおすすめです。
Bluetooth標準規格 Ver5.2。ラディウスが誇る重低音モデル「VOLTシリーズ」の完全ワイヤレスイヤホン。
完全ワイヤレスイヤホンながら、圧倒的な重低音のキレと迫力のある高音質なサウンドが体感できます。
環境に左右されない、接続の安定性もポイントです。
Bluetooth標準規格 Ver5.2。ハイレゾの音を生きたまま届ける「LDAC™コーデック」に対応。
重厚な低音や濁りの無い生き生きとした中高音が感じられるイヤホンです。
曲線的で手に馴染むマットなデザインで、皮脂や指紋が目立ちにくいというメリットも。
Bluetooth標準規格 Ver5.0。耳からはみ出さない小型サイズで、フィット感抜群の完全ワイヤレスイヤホン。
コーディネートに合わせて選べるカラーバリエーションと、落ち着きのある重低音が楽しめる完全ワイヤレスイヤホンです。
Bluetoothのバージョンについて、バージョンの違いや互換性についてご紹介しました。
Bluetooth製品を選ぶ際には、上記の内容を参考にしてバージョンの確認をしてから用途に合った最適なものを購入しましょう。