第5回 :「サウンドメモの長さも音量も、あとから自由に変えられる!」

2018.11.13

Soundmap_サムネ_第5回

Soundmap社内コラム5回目となる今回は前回に引き続き様々なジャンル・スタイルの音楽制作を想定して「ノード結合」「ボリューム、リバーブ調節」の機能を使ってみようと思います!

録音したサウンドメモの長さ、音量、音質をあとから自由に変えて、

音楽制作のアイデアをもっと広げましょう!

(※今回2、3でご紹介する音量・音質調整機能は課金メニューになります。設定画面の「課金メニューについて」の項目から購入できます。)

1.サウンドメモを切ってつなげて長さを統一

Soundmapを使って浮かんだアイデアを録音、保存していると、同じプロジェクト内でもノードによって長さが異なることもあるかと思います。

楽譜でいう2小節分、3小節分になるアイデアが一気に浮かぶかもしれませんし、1小節分にも満たない短いアイデアを録音しておきたいときもあるでしょう。

それらを後にマップの一部としてつなげたり、編集したりしていると、全てのノードの長さを統一した方が作業しやすい!と感じるかと思います。

そんな時に便利なのが「トリムツール」と「ノードの結合機能」です。

たとえば全ノードの長さを2小節分に統一したいときに、もとは4小節分の長さのノードを2小節ずつに分割するには、第3回でご紹介したトリムツールを使います。

波形編集画面で録音した音源を再生し、分割したい地点で停止ボタンを押してハサミのマークを2回タップするとノードが分割され、完了ボタンを押すと後半部分が新しいノードとして画面上に追加されます。

非常に簡単ですね。

では反対に、2つのノードを結合させて1つのノードにしたいときにはどうすればよいのでしょうか?

まず、マップ上で結合させたいノード同士を線でつなげ、どちらかを選択し波形編集画面を開きます。

そして波形の一番前またはうしろにあるクロスフェードマーク(ここでクロスフェード秒数を変更することもできます)を押すと「ノードを結合」と表示され、それをタップするとノード同士が結合されます。

コラム5用2

前にあるマークで結合すると編集中のノードの前につながれているノードが前に結合され、うしろのマークで結合するとうしろにつながれているノードがうしろに結合します。

この機能を使えば、iOS共有でノードをほかの人とシェアするときに作成したフレーズをひとつのノードにまとめて送ることができ、さらにその一部を別のアイデアに置き換えて聴き比べることもできるので曲をより良いものにしていく上で非常に便利ですね。

2.音量をあとから調節!

複数名で音を合わせるスタイルの楽曲を制作する際、前回ご説明したように多重化機能を使用することで音を重ねることが可能になりますが、多重化したノードを再生するときに問題になってくるのが「音量バランス」だと思います。

また、iOS共有でシェアしたほかの人のノードと自分で作成したノードを重ねる際にも録音環境や楽器によって音量差が出てきますね。

そんなときに重なったノードの音量のバランスを整えるにはどうすればよいのでしょうか?

波形編集画面を開いてみましょう。

音量・音質調整機能を課金メニュー項目から購入すると、波形編集画面右下にこのようなマークが表示されます。

Unknown

ここを押すと、音色等の設定画面が開きます。

その中から一番下の「ボリューム」を選択してみましょう。

コラム5用1

0~100%で選択したノードの音量を変更することが出来ます。

マップ画面に戻って多重化されたノードを再生し、音量バランスを確認しながら自由に調節してみてください。

3.音質もあとから調節!

この設定画面では音量だけでなくハイパスフィルター、パラメトリックEQ等細かな音色設定もできるようです。

まるでホールや大聖堂で演奏しているような残響効果を得ることができる「リバーブ」もかけられます。

先ほどのボリューム設定と同様に0~100%でリバーブのかかり具合を調節できます。

この機能を使えば、録音時楽器にエフェクターをつながなくても、リバーブをかけて演奏したときのイメージをすることが出来ますね。

操作ひとつで音質が大きく変化して非常に面白いので、ぜひ試してみてください。

おわりに

さて、いかがでしたでしょうか?

app storeで有料アプリ、無料アプリ含め色々な音楽関連アプリがありますが、アイデアを見やすくわかりやすく管理できて、さらに編集までできるアプリはSoundmapだけ!

iPhoneのボイスメモツールとは違う便利な機能、面白い機能をぜひお試しください!

最終回となる次回は 隠れた便利機能である「ノードアンカー機能」「ポップ機能」「テーマカラー設定」を使ってSoundmapをもっと楽しく使いやすいアプリにしてみようと思います!

第1回コラム「はじめてのSoundmap」はこちら

第2回コラム「浮かんだ音楽のアイデアはすべて保存!見やすくわかりやすくマップで管理!」はこちら

第3回コラム「サウンドメモが自然につながる」はこちら

第4回コラム「バンドで使える!Soundmap」はこちら

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