イヤホンのリケーブルの効果は本当にある?音質が向上する理由とは?

2020.10.21

 

イヤホン本体はそのままにケーブルだけを変えるという、「リケーブル」を知っていますか? 自分好みの音質にするためにケーブル単体もこだわって選び、本体と好みの組み合わせにして音楽を聞きたいという方におすすめの方法です。
また、断線してしまった際に、リケーブルすることで、本体を買い替えせずに使い続けられるというメリットもあります。ここでは、イヤホンのリケーブルの効果やメリット、使われる素材と特徴について解説します。

 

 

リケーブルとは

 

リケーブルとは、イヤホンに元々ついているケーブルを取り外し、他のケーブルに付け替えることを指します。主に、イヤホン本体とケーブルの組み合わせを変えて、音質を変化させることを目的としています。また、イヤホン本体は壊れていないのにケーブルが断線してしまった場合などに、リペアを目的として行われることもあります。

ただ、一般的なイヤホンだとケーブルと本体を切り離すことができません。リケーブルを行うには、リケーブル対応の製品を選ぶ必要があります。

 

 

リケーブルのメリット

 

イヤホンのリケーブルには、次のようなメリットがあります。

 

 

ケーブルを付け替えることで音質の向上が期待できる

 

リケーブル可能なイヤホン製品を持っていれば、より自分の好みの音に近くなるケーブルに付け替えられるという楽しみ方ができます。イヤホンの本体部分は変わらないので、ケーブルやプラグの素材、構造のみによる音の変化が感じられるのです。

 

 

ケーブルが断線してもリケーブルすることでイヤホンを使用できる

 

お気に入りのイヤホンが断線しても、リケーブルすることでイヤホン本体は再利用可能です。また、元のケーブルよりも性能の良いものでリケーブルすれば、音質の向上も図れるメリットがあります。

 

 

ケーブルやプラグに使われる素材と特徴

 

イヤホンに使われるケーブル・プラグの素材には、主に次の5つがあります。素材によって音質も違ってきますので、リケーブル際の参考として、それぞれの特徴を解説しておきましょう。

 

 

 

銅はオーディオ機器全般で使われる素材で、イヤホンにもよく使われています。銅線で作られたイヤホンは、低音に厚みが感じられるという特徴があります。また、音にクセがないため比較的好みが分かれづらいイヤホンだといえるでしょう。

 

 

 

銅と同じように、銀もイヤホンによく使われている素材です。銅と比べると高音に特徴があり、音の変化が顕著に感じられやすいです。ケーブルに銅を用いたイヤホンで音楽を聴き慣れている人にとっては、少し違和感があるかもしれません。

 

 

 

金はケーブルとしてはあまり使われていませんが、プラグのメッキとしてよく使われている素材です。基本的にはクセのない音質で、音に柔らかさを感じられます。後述するニッケルと比べると、少しウォームな音に感じるでしょう。

 

 

ニッケル

 

ニッケルも金同様にプラグのメッキに使われる素材です。金と比べて安価で、高音が派手に感じられるため存在感のある音を出します。高音に特徴のある銀のケーブルとの相性が良く、金のプラグと使い分けて音を調整してもよい素材と言えます。

 

 

ロジウム

 

ロジウムは中音域を中心に解像度の高く音の分離の良さが特徴です。人によっては音が硬くなる印象を受けるかもしれません。

 

 

リケーブルの効果

 

実際にリケーブルすることでどのような効果があるのでしょうか? 気になる効果やメリットについて解説します。

 

 

音質の向上が期待できる

 

リケーブルでまず期待できる効果が音質の向上です。具体的には音量が大きくなる、音の密度の変化や高音域の伸びといった音の聴こえ方に変化が現れます。音質の向上は素材の違いだけでなく、ケーブルの編み方や太さ、芯の数、コネクタの形状などによっても変わります。

また、付け替えるイヤホン・ヘッドホンの性能によっても音質は変わります。例えば、イヤホン本体の性能が低いものにハイクラスのケーブルを組み合わせるとリケーブルの効果を感じやすいでしょう。

 

 

アナログオーディオ以外にも対応できる

 

リケーブル製品には、アナログ音源ではないBluetoothやLightningケーブルなどにも対応できる製品が増えてきました。イヤホンを買い替えずにBluetooth対応にできるのは便利だといえるでしょう。

 

 

イヤホンの接続端子

 

リケーブルする際には、イヤホンとケーブルとを接続する端子にも注意が必要です。MMCX、カスタム系2ピン、AKG用ミニXLRなどがあり、端子が合わないと付け替えられません。端子の種類によって、接続部分が固定されている、回転するといった違いもあり、装着のしやすさに影響が出てくるでしょう。

 

 

おすすめのリケーブルはこちら

 

HC-OFC

純度99.99%(4N)以上の無酸素銅導体を採用したMMCXコネクタケーブル。

無酸素銅とは純銅の不純物である酸素を限界まで取り除いたもので、音質劣化を低減します。また曲げや捻れに強いため、イヤホンケーブルの導体として最適な素材です。

Φ3.5mm 3極プラグ(アンバランス接続)、Φ2.5mm 4極プラグ(バランス接続)、Φ4.4mm 5極プラグ(バランス接続)のタイプがあります。

 

 

HC-MCC

純度99.9999%(6N)以上の単結晶銅導体を採用したMMCXコネクタケーブルです。

単結晶銅とは特別な鋳造方式により結晶粒界(結晶同士の隙間)をなくした導電性に優れる極めて純度の高い導体で、無酸素銅よりもさらに優れた素材です。

Φ3.5mm 3極プラグ(アンバランス接続)、Φ2.5mm 4極プラグ(バランス接続)、Φ4.4mm 5極プラグ(バランス接続)のタイプがあります。

 

 

HC-SPC

銀メッキを施した純度99.9999%(6N)以上の単結晶銅導体を採用したMMCXコネクタケーブルです。

銀メッキによりイヤホンの潜在能力をさらに引き出し、本来の音質を正確に再現します。

Φ3.5mm 3極プラグ(アンバランス接続)、Φ2.5mm 4極プラグ(バランス接続)、Φ4.4mm 5極プラグ(バランス接続)のタイプがあります。

 

 

まとめ

 

リケーブルには音質の向上が図れたり、アナログオーディオ以外にも対応できたりといった効果があります。選ぶケーブルによって聴こえる音が変わってくるため、好みの音になるケーブルを探すことも、リケーブルの楽しみのひとつと言えます。よくケーブルを断線させてしまうという方も、ケーブルのみ交換できるリケーブルは選択肢のひとつとしやすいのではないでしょうか。

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