更新:2025.09.26
iPhoneではiPhone 7以降、イヤホンジャックが廃止されました。
しかし、それ以前のモデルのiPhoneやAndroid端末を使っていて、イヤホンジャックと有線イヤホンを使っているという人も少なくありません。
今回はスマホのイヤホンジャックが故障したときの修理方法をご紹介します。
イヤホンジャックとはスマートフォンや音楽プレーヤーの本体に備えられている、イヤホンやヘッドホン端子を接続するための差込口です。
パソコン、ICレコーダー、テレビ、ゲーム機などでもよく見かけます。
イヤホンジャックには4.4mm、3.5mm、2.5mmの3種類があり、このうちスマホで使われているのはほとんどが3.5mmイヤホンジャックです。
3.5mmイヤホンジャックと対になる「3.5mmプラグ(ステレオミニプラグ)」は、19世紀に登場して普及した6.3mmの「標準プラグ」を小型化したものです。
標準プラグの方は今でもエレキギターをアンプに接続するために使用されているので、ギターを演奏する人にはおなじみでしょう。
ステレオにつなぐヘッドホンに使われていることもあります。
標準プラグは1878年に作られ、当初は古い電話交換機に使用されていました。
そして20世紀中頃に、トランジスタラジオ用の個人向けヘッドセットに使用するために3.5mmプラグとイヤホンジャックが作られます。
イヤホンジャックはこのように非常に古い歴史を持つ規格ですが、今も第一線で活躍しています。
2015年発売のiPhone 6sシリーズまではイヤホンジャックが搭載されていましたが、翌2016年発売のiPhone 7でついに廃止されました。
それ以降、3.5mmプラグの有線イヤホンに代わって普及したのがBluetoothワイヤレスイヤホンです。
また、iPhoneで有線イヤホンを使いたいユーザーのために、充電ポートと同じ「Lightning端子」を採用したモデルも登場しました。
さらに、2023年に発売したiPhone15以降のシリーズからコネクタがUSB Type-C(USB-C)に刷新されたことで、Type-C接続の有線イヤホンも選択肢が急増しています。
最近ではAndroidスマートフォンでも、イヤホンジャック非搭載のモデルが増えています。 これから有線イヤホンを新調するなら、従来の「3.5mmプラグ」だけでなく、「USB Type-Cプラグ」のイヤホンを選んでおくと、最新のiPhoneやAndroid、さらにはiPadやPCでもそのまま使えるため非常に便利です。
イヤホンジャックの故障かなと思ったら
現在も多くのユーザーが活用しているイヤホンジャック、有線イヤホンですが、抜き差しの回数が多い分、接触不良や故障トラブルもつきものです。
「音が聴こえない」「変な音がする、ノイズが入る」といったトラブルが起きた際、チェックすべきポイントを原因別に解説します。
イヤホンのコードをスマホに巻きつけたり、きつく縛ったりしてポケットにしまったりしていると、コード内の銅線がダメージを受けて「断線」が起きることがあります。
イヤホンジャックから外すときにコードを引っ張ってしまうのも断線の原因となります。
対処法: 修理に出すか、買い替えを検討しましょう。自信がある方はプラグを購入しハンダ付けで修理するケースもありますが、基本的には買い替えがスムーズです。
イヤホンの保証期間内なら、購入店やメーカーに相談するのも良いでしょう。
これ以外には、まれにイヤホン端子とジャックの相性が悪いこともあります。よく接触不良が起きて音が途切れるけれど、他のスマホで使うとなぜか普通に音が聴こえるといったケースです。
この場合、端子の相性や一時的な接触不良が考えられます。
対処法: 「接点復活剤(接点復活スプレー)」をプラグに塗布すると改善することがあります(※自己責任での作業となります)。
イヤホンジャック側に問題がある場合、最も多いのはイヤホンジャックの穴の中に汚れや埃などが詰まっているケースです。
ポケットやカバンの中で、糸くずや細かい綿埃がイヤホンジャックの奥に押し込まれてしまうことが原因になります。
穴の中に懐中電灯などで光を当て、虫眼鏡で覗いてみると何かが詰まっている様子が見えるかもしれません。
対処法: 歯間ブラシなどで優しくかき出すのが有効ですが、無理に押し込むと症状が悪化したりイヤホンジャック内を傷つける恐れがあります。
自分で対処するのが不安な場合はスマホ修理店へ相談するのが安全です。
イヤホンにもイヤホンジャックにも問題がない場合、スマホの設定に原因があることも考えられます。
例えば単純なことですが、音量が消音(ミュート)になっていたり、音量が下げられていたりすると音は聴こえてきません。
バックグラウンドで複数のアプリが立ち上がっていて、何らかの不具合が起きている可能性もあります。
対処法: バックグラウンドで開いている他のアプリをすべて終了させ、一度スマホを再起動してみてください。
iPhoneの場合、理由は定かではありませんが、Siriを起動すると音が出るようになることがあります。
「Hey Siri」と呼びかけるなどしてSiriを起動し、その後、ホームに戻って音楽を再生してみましょう。
イヤホンジャックに問題があることがわかっていて、上記の方法で直らない場合は、機種変更する以外にBluetoothイヤホンに変えてしまうという選択肢もあります。
Bluetoothイヤホンであればワイヤレスなのでイヤホンジャックは必要とせず、問題なく音が聴こえるようになるからです。
iPhone 7以前のiPhoneを使っていてイヤホンジャックが故障したという場合も、この機会にBluetoothイヤホンに変えてしまえば、今後新しいiPhoneを買ってもそのBluetoothイヤホンが使用できます。
逆に、通常の有線イヤホンを買ってしまうと、新しいiPhoneでは変換プラグなどを使用しないとそのイヤホンは使えません。
利便性でイヤホンを新調するならBluetoothのワイヤレスイヤホンを選ぶのが正解です。
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スマホの中ではイヤホンジャックは比較的トラブルが起きやすい箇所です。
イヤホンジャックの故障を疑ったときは、上記を参考に対応してみてください。