その他 Q&A
DVDについて
DVDってどういう意味ですか?
キーワードは「ヴァーサタイル(多目的)」です。 デジタル(D)・ヴァーサタイル(V)・ディスク(D)、つまりDVDは、それ一枚で高品質のビデオ録画/オーディオ録音/データ記録とそのアクセスが可能な、多目的なデジタルディスクを意味します。
DVDについて
DVDとCDの違いを教えてください。
DVDディスクは、直径12cm、厚さ1.2mmと大きさはCDと同じサイズです。 しかし、記憶容量がDVDの方がCDと比べ約7倍という大容量となっています。 これはトラック(データの列の間隔)を狭くし、ピット長(データを記録した部分の長さ)を短くすることで実現しました。
DVDについて
DVDの特徴・メリットは何ですか?
1. 大容量/省スペース
CDサイズに片面で4.7GBの記憶容量で長時間の映画や音楽の記録が可能です。多くの映画コレクション等も省スペースで収納でき、また、持ち運びにも便利です。
2. 画質の劣化がなく、長期保存が可能
レーザーで信号を読みとる非接触方式の為、再生を繰り返す事による劣化はほとんどありません。高画質、高音質のままで大切な画像や記録が保存が出来ます。
3. 見たいシーンがすぐに見られる
ランダムアクセス等の快適な操作が可能です。見たいシーンをメニュー画面から確認をし再生することが可能です。また、録画も録画ボタンを押すだけで未記録部分に自動的に録画されます。
4. 編集が簡単
不要なシーンを削除するのも簡単に行うことが出来ます。さらに、複数のシーンを集めて新しいたとるを作成したり、順番を入れ替えることも瞬時に可能です。
DVDについて
再生専用DVDにはどんな種類がありますか?
1. DVD-Video
映画やその他映像作品の鑑賞用です。ディスクの両面の2層レイヤーを全て使用した場合、総容量は17ギガバイトです。
2. DVD-Audio
最新のオーディオフォーマットで、DVDフォーラムによって策定されました。DVDに音声 (音楽) を記録したものや、同仕様に沿って作成された音楽DVDのことです。記録容量がCDの約7倍あるDVDを活用し、5.1チャンネルサラウンドによる記録や超高音質での音声収録が可能となっています。オーディオ用ディスクとしては今後最も人気の高いものになると期待されています。
3. DVD-ROM
基本テクノロジーはDVDビデオと同じですが、さらにコンピュータ用ファイルフォーマットも搭載されており、データ記録用として使用します。従来のCD-ROMに代わる製品です。
DVDについて
記録用DVDとは?
ビデオ録画やPCデータを保存するときには『ビデオ録画用』または『PC Data用』ディスクを使用します。録画可能ディスクは、レーザー光によってディスク記録荘を変化させることでデータを記録します。記録用DVDは、用途によって規格が別れていますのでお持ちのレコーダー、又はPCドライブの対応ディスクをご確認下さい。
ディスク規格について
TV録画用とPC Data用ディスクの違いはどこにありますか?
TV録画用ディスクには著作権保護のため、販売価格に私的録画保証金が含まれています。また、TV録画用のDVD-RW、DVD-RAM のほとんどの製品と、一部のDVD-Rディスクはコピー制限のかかった番組(BS/地上波デジタル放送の番組)を録画することのできるCPRMに対応しています。PC Data用ディスクはCPRMに非対応の為、これらの番組を録画することができません。
ディスク規格について
高速記録対応とはどういう意味ですか?
「高速記録対応」等の表記はハードディスクからDVDディスクへの記録(ダビング)速度であり、録画可能時間を短縮できる物ではありません。
ディスク規格について
「CPRM」とは何ですか?
「CPRM(Content Protection for Recordable Media)」とは、BS/地上波のデジタル放送等のデジタル録画を制限する著作権保護技術です。録画の制限を設定することができ、「コピーワンス」の場合には、CPRM対応のディスクで録画することができます。ただし、録画した番組は他のディスクやHDD(ハードディスクドライブ)にコピーできません。HDD搭載DVDレコーダの場合、HDDに録画したコピーワンス(CPRM対応)の番組をディスクに録画すると「コピー(複製)」ではなく「ムーブ(移動)」となり、HDDに録画された番組は自動的に消去されます。2004年4月からは地上波デジタル放送も、コピーワンス(CPRM対応)の録画制限番組が導入されています。
※なお、複製を禁止するための信号が含まれるものは、コピーワンスコンテンツとは異なり録画することはできません。
ディスク規格について
「私的録画保証金」とはなんですか?
家庭内なと個人で使用する為の録画に対して権利者に対して支払われる保証金のことです。著作権法により個人で楽しむためだけであっても政令で定められたデジタル方式の機器・媒体を用いた録音、録画については著作権者への補償金の支払いを義務づけています。そのため、DVDレコーダや録画用ディスクには、販売価格の中に私的録画補償金が含まれています。
ディスク規格について
DVD-RWやDVD-RAMの記録膜で使われている「相変化 (Phase Change)」って何?
相変化とは、加熱された物質が結晶相とアモルファス相 (非結晶相) の間で結晶構造を変化させることをいいます。ディスクの記録層にレーザー光を照射することで結晶構造が崩れます。そこで急冷するとアモルファス相に、ゆっくり冷やすと結晶相になります。結晶状態とアモルファス状態では光の反射率が異なるため、データの記録に使用することができます。相変化を使用する記録メディアにはCD-RWやDVD-RAM、DVD-RW、DVD RWがあります。